セントウルステークス 2019 出走予定馬|ミスターメロディら15頭が登録

9月8日に阪神競馬で、サマースプリントシリーズ最終戦であるセントウルステークスが行われます。今回は、高松宮記念の覇者ミスターメロディや北九州記念を制したダイメイプリンセスらが登場。メンバー的にはG2というには寂しい印象を受けますが、秋のスプリンターズSの前哨戦だけに、ハイレベルなレースに期待したいです。

さらに、スプリントシリーズ最終戦だけに、優勝馬争いの行方も気になります。

現時点では、持ち点12点で首位を走るのはカイザーメランジェ。函館SSを勝ち、条件はクリアしています。
そのカイザーメランジェを1点差で追うのはダイメイプリンセスです。北九州記念を勝ち、こちらも条件はクリアしています。
タワーオブロンドンは現在6位ですが、こちらはここを勝たなければ優勝することはできません。ここで2位に入り、上位勢が大敗した場合でも、1勝以上という条件をクリアできませんので、該当馬なしとなってしまいます。

そういう意味では、タワーオブロンドンはここは絶対に勝たなければシリーズ制覇はありません。函館SSとキーンランドCを使っていますので、秋の前哨戦としてここを使うということはなく、シリーズ制覇を狙ってきていると考える方が自然です。

(現時点(9月2日)で出走可否が決まっていないようです。)

ただ、上位勢も前哨戦として使うというよりも、しっかりと狙ってきていると判断していいはず。

その点では、ハイレベルなレースになると思います。

しっかりと出走馬情報をチェックして、週半ばの追い切り考察にバトンを繋げていきたいと思います。

登録馬15頭をチェック

馬名斤量想定
アンヴァル54藤岡康
イベリス52浜中
カイザーメランジェ56江田照
キャプテンペリー56○○
キングハート56小崎
シュウジ56○○
ダイメイプリンセス54川田
タマモブリリアン54太宰
タワーオブロンドン57ルメール
ファンタジスト54和田
ペイシャフェリシタ54○○
マテラスカイ56武豊
ミスターメロディ58福永
モーニン57岩田
ラブカンプー54川須

有力馬考察

タワーオブロンドン
≪牡4/鹿 藤沢和雄厩舎≫

【前走】キーンランドC 2着
【父】Raven’s Pass
【母父】Dalakhani

※現時点で出走は未確定

短距離路線に活路を見出したいと思っている陣営と惜しいところで勝ち星を逃している現状があります。
シリーズ制覇を考えるなら、ここは必勝態勢。出走してくるとなると、当然、勝負度合いはかなり高いです。

ただし、ここを出走をまだ決めかねているということは、パッと考えても2通りが考えられます。

1つ目は、前走で勝ちきる予定だったということ。
2つ目は、1つ目の流れですが、少し間を開けて秋の本番に挑みたかったということ。そのことで、ここを使うのか、もうスプリンターズSに進むのかを考えてるということでしょう。

その2つを考えると、ここを走ったとして万全の状態で挑めるのかというのは不安を覚えます。

短距離の適正は高いと思うものの、個人的には強力なライバルが多いマイルがこの馬の適性が一番高いと思っています。

内枠よりも、少し外を走って距離を稼げる方が、この馬には合っているように思います。その点では、外枠でも良いというのはプラスに働きそうです。

ミスターメロディ
≪牡4/鹿 藤原英昭厩舎≫

【前走】高松宮記念 1着
【父】Scat Daddy
【母父】Deputy Minister

高松宮記念は、内でじっと我慢して先行して行く中で、残り1ハロンのところでセイウンコウセイと競り合い、残り100Mを残したところで先頭に立つ競馬で制覇となりました。

福永騎手の好騎乗というべき勝利で、もちろん、ミスターメロディの強さも光りましたが、セイウンコウセイが前に出た時に進路が一瞬無くなるも、慌てず前が開くのを待ったのは良かったと思います。無理にこじ開けようとしたり、外に持ち出そうとしたりすると危うかったかもしれません。

ただ、初芝でマークが甘かったのは否めません。今回、この秋は迎え撃つ立場になってどうなるのか。

行きっぷりは芝でも問題なく発揮できていたので、その点ではこの先も通用しそうなだけに、マークされるとどうなのかという部分でしょう。

アンヴァル
≪牝4/鹿 藤岡健一厩舎≫

【前走】北九州記念 3着
【父】ロードカナロア
【母父】フレンチデピュティ

ここまで勝ち星を挙げた4勝はいずれも1200Mのレースですので、この距離でこその馬と言ってしまって問題ないでしょう。重賞は未勝利ながらも、このメンバーで上位人気に支持されると想定されています。

北九州記念は、最後短い直線をものすごい脚で突っ込んできました。上がり時計34.4秒と上がり最速をマークしました。

注目しなければならないのは、直線で前が壁になっている点です。前が開かないので、仕方なしに開いているところへ進路を持ち出して最後に3着に突っ込んできています。スムーズであれば、勝ち負けに持ち込めていたのではないかと考えることもできるだけに、人気になるのも頷けます。

負けて強しという内容でしたので、ここでも当然楽しみです。

ただし、今回は開幕週の馬場。前残りがどうしても発生する中で、どこまで通用するのかというのは楽しみですが、追い込み馬には少々厳しいのでは。

予想参考とオススメ馬

今週から舞台を阪神と中山に移してレースが行われます。セントウルSは阪神開催の初週。その為、気にしておきたいのは開幕週の馬場であるという点です。

また、どうやら週末にかけて台風が日本列島に接近する予報もあり、パンパンの良馬場での開催ではないかもしれないということは頭に入れておかなければならないでしょう。どうやら台風の強さ的にはそこまで心配する必要はないと思いますが、どうでしょうか。何もないことを祈るばかりです。

開幕週からパワーが必要になる可能性がありますので、その点は押さえておくべきポイントになりそうです。

JRAの公式情報をチェックしてみます。

過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は、「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率12.3%とやや苦戦している。若い世代の馬を重視すべきだろう。

JRA

このデータは顕著で、勝ち馬は3歳馬から5歳馬まで。連対率なども差が開いていますので、若い馬を中心に見るべきです。

上記のページをチェックしましたが、その他にも面白い傾向がありましたのでチェックしてみるといいかもしれません。

あとはいつも書いているように、前哨戦はどうしてもここを全力で獲りに来ているのか、それとも本番のために7割8割の仕上げて出走してきているのかを見極める必要があります。

それはある程度追い切りから判ると思っているので、その辺はしっかりとチェックしていきたいと思います。追い切りチェックしたい方は、週半ばの更新をお待ちいただければと思います。

さて、現時点での注目馬です。

やはり狙うは、次走が確定している馬よりも、まずはここを狙っている馬でしょう。賞金が高くなるG2で、サマーシリーズを考えると狙いたいのはアノ馬です。

【A】アンヴァル。

前走は惜しい結果に。それでもポイントは稼ぐことができました。
今回は勝利が絶対条件、そして、重賞では好走止まりまでで秋の大舞台を考えるとやや厳しい。

それならばG2のこの舞台で結果を残しておきたいというのは、当然考えておくべきことでしょう。