セントウルステークス 2019 最終追い切り評価|アンヴァル上昇気配

セントウルステークスの最終追い切り考察を行いました。

8月末まで行われていた美浦南Wのコース改修が終わり、今週から稼働開始となりました。
早速、タワーオブロンドンなどの有力馬が利用しており、いつものコースに戻れたことで、これまでとは違う結果となるかもしれません。

しかし、改修工事後は傾向が変わったりするので、その点が難しいです。ここから1ヵ月くらいは美浦南Wを利用した馬がどのような成績を残すのかをしっかりと確認していかなくてはいけません。

さて、水曜日の段階で、12頭の追い切り映像が配信されていました。15頭登録でしたが、恐らく、ミスターメロディが追加されて配信で終わりそうです。一足先にそこでまとめまで行っています。

スプリンターズSの前哨戦ということもあり、本番だけを狙う馬、もしくはサマースプリントシリーズ制覇を狙う陣営がここで仕上げて勝負度合いが高いのかなどをチェックしています。

今回のメンバーで上昇気配を示したのは、アンヴァル・ダイメイプリンセス・マテラスカイの3頭でした。

上昇気配を示したからレースで通用するということはありませんが、追い切り的には注目馬と考えて問題ないはずです。

最後に追い切りオススメ馬をピックアップしていますので、最後までチェックしていただければ幸いです。

セントウルSの最終追い切り考察

評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。

アンヴァル【A-B】

9月4日(水)栗東 坂路(良)
【51.7-37.7-24.5-11.9】

単走一杯。

鞭が2発入り、しっかりと追われた内容となりました。

ウッドチップを巻き上げて、力強く走っていたのが印象的でした。状態的には前走に引き続き良好状態を保てています。

前走は輸送を考慮しての軽めの調整だった点を考えると、今回の方が勝負度合いは高いはず。前走ダメでも、今回で確実に勝ちきるという打算も透けて見えてきます。

今回は最後までしっかりと負荷を掛けられていますので、素直に上昇気配としておきます。本番でも楽しみな存在です。

イベリス【B】

9月4日(水)栗東 坂路(良)
【51.3-37.4-24.0-11.9】

2頭併せ強め3馬身先着。

真っ直ぐにしっかりと走れています。前向きさというのは評価できるものでした。

ここを足掛かりに秋へのステップとしたいところでしょう。

前走から間隔が空いてしまいましたが、仕上がりは良好です。

NHKMCと比較すると、デキは同様程度でしょう。前哨戦でG1だった前走と比較して同程度ということで、成長したところは感じます。まだ余裕があるのは良かったと思いますが、その点では、勝負度合いは低そうでした。

カイザーメランジェ【B-C】

9月4日(水)美浦 坂路(稍重)
【55.4-40.3-26.3-13.1】

単走馬なり。

馬なりでの内容でしたので時計はこの程度だと思いますが、コース7分から8分ほどを通過してて尚且つ馬場が綺麗な時間帯だったことを考慮するとやや見劣りする部分も感じます。

函館SSから精彩を欠く走りをしていて、前走で勝負を付けたかったというのが陣営の本音でしょう。中1週での強行軍となりましたが、走りには力強さは感じず。馬なりという点を加味しても、状態は下降気味では。

キングハート【C】

9月4日(水)美浦 坂路(稍重)
【55.2-40.8-26.4-12.9】

単走馬なり。

言葉にするのは難しいですが、一言で書くと『不格好』です。

時計もあまり魅力的ではないです。

後脚が横に開くような形での運動をしていて、前脚もさばき方もやや違和感があります。

いつもこんなものと言われればそういうところもありますが、いつも以上に動きがぎこちない印象は受けました。

ダイメイプリンセス【A-B】

9月4日(水)栗東 坂路(良)
【51.5-37.0-23.9-12.2】

単走強め。

淡々としているものの時計は良好でした。今週の馬場を考えても上々の仕上がりを感じます。

勝負気配を感じる中で、しっかりと最終リハでも時計を刻んできました。

前走で復活の狼煙は上げたので、ここを勝ってシリーズ制覇を確定したいところでしょう。

タワーオブロンドン【B】

9月4日(水)美浦 南W(良)
【5F70.0-54.5-40.2-13.2】

単走馬なり。

久々の南Wでの追い切りとなりました。

中1週での参戦ですので、淡々としたものとなりました。やや集中力がないような素振りを見せる瞬間もありましたが、概ね悪くはないと判断しています。

脚の運びなどは問題なく、好走していた時と比較してもこれまで同様です。

その点では、色気を残した内容という見方もできます。シリーズ制覇を狙うなら、ここを全力で獲りに行きたいところでしょうが、秋も見据えているという感じがして、どっちつかずという見方もできます。

二兎を追う者は一兎をも得ずではないですが、この内容がどう響くかでしょう。

好走はできると思いますが、勝ち星までは厳しい…?

ファンタジスト【B】

9月4日(水)栗東 坂路(良)
【49.8-36.3-23.8-12.0】

単走一杯。

渋滞している中で、進行方向右側を走る馬をパスする際にそちらを向いてしまうなど、集中力には欠けていた印象です。

前走後のコメントで、馬がやる気をなくしていてバカンスのつもりだったのかもしれないというものがありました。今回の追い切りは一杯にやったものの、ひょうひょうとしている感じがして、本番直前という雰囲気は感じませんでした。

内容的には前走程度までで、上昇度は感じない範囲での内容だと判断しています。

ペイシャフェリシタ【B】

9月4日(水)美浦 坂路(稍重)
【52.6-38.0-24.6-12.3】

単走馬なり。

中1週という中で軽めの内容ではあったものの、状態的には問題ないと推測できます。

馬なりでもスムーズに走れていて、追い切りの動きも軽快でした。順調さはないかもしれませんが、前走のデキはキープしていると判断します。

マテラスカイ【A-B】

9月4日(水)栗東 坂路(良)
【49.4-36.3-23.8-11.9】

2頭併せ強め3馬身先着。

時計はこの馬を考慮すると、それでも出ているかなという印象は受けます。
それを生み出す前脚の力強さを見逃すことはできないでしょう。

状態的には前走以上だと考え良いはずです。

ただ、今回がダートであれば前向きな評価をしたかったのですが、芝を考慮すると、逆に脚を引っ張りそうな気がします。
状態的には前向きな評価をしていいデキのはずですので上昇気配としておきます。

モーニン【B】

9月4日(水)栗東 坂路(良)
【51.3-37.0-24.3-12.0】

単走末強め。

馬場が荒れている中でも淡々と走って時計を刻めいてるのは前向きな評価をしていいはずです。

芝を走ったのは、17年12月の阪神Cと18年2月の阪急杯以来。阪神Cこそ6着と、これまた中途半端な結果でしたが、阪急杯では18頭立ての16着で、そこで見切りをつけたのかダートに戻した過去があります。ただ、すぐそのあとにコーラルSを勝ち、2走後に韓国に向かうコリアスプリントを制覇します。

今年は韓国競馬に政治的な理由で参加できないため、芝を試してみようということになったのだと想像しますが、仕上がり的には順調に来ているはずです。

前走から一息入っていますが、良くも悪くも前走程度と考えていいはずです。

ラブカンプー【C】

9月4日(水)栗東 坂路(良)
【50.1-37.5-25.2-12.8】

単走強め。

左右のバランスが悪いように見えます。真っ直ぐというよりも、やや左側に重心があるような形に見受けられました。
川須騎手が跨っているので、下手ということはないとは思うんですが…。

ただ、どうやら2頭併せ調教を行うつもりが、スタートで掛かってしまい併せ調教ができずということらしいです。

画面上にも、5馬身後方くらいに馬が走っているので、恐らく、この馬と併せ調教を行うはずだったのではないかと思います。

時計的には悪くはないと感じますが、前走の前半に脚を使ってダメだったことが全く改善できていないどころか、調教すら順調にいかないのであれば、恐らくこれは駄目なんだろうと思います。

木曜追い切り馬

ミスターメロディ【B-C】

9月5日(木)栗東 芝(稍重)
【5F63.6-48.2-34.7-1F11.5】

単走強め。

小気味好いリズムで走れていて、前哨戦前にしてはある程度仕上げてきたと感じる内容でした。

少し掛かるような素振りを見せていましたが、直線に入るとしっかりと伸びていました。

直線までが少し難がありそうで、この馬の本調子という意味ではやや遠いように思いました。

デキは前走からやや落ちるのではないかと思います。

前走時は時計も迫力も良かったので、デキは今回は落ちるものと思います。

除外・回避

シュウジ【B】

9月4日(水)栗東 坂路(良)
【51.1-36.7-23.5-11.9】

※エニフSへ回ることになりました

単走強め。
表記は単走追いでしたが、綺麗な3頭併せとなりました。仮にも3頭併せを行っているのであれば併入です。

京成杯AHにも登録してたので、どちらに出走するのかはわかりませんでしたが、セントウルSを選択しようです。

走りのデキはいつも通りです。しっかりとした脚捌きで走れているのはいつものこと。その為、今回が特別悪いということも良いということもありません。

ただ、結果がついてきていない状況では、やはり違う姿を見たかったです。

現状では、良くも悪くも前走までと判断しておきたいと思います。

セントウルSの追い切りまとめとオススメ馬

12頭の追い切り考察が終わりました。木曜日に追加があれば、追記にて対応したいと思います。

今回の追い切りで上昇気配を示したのは、【A-B】評価のアンヴァル・ダイメイプリンセス・マテラスカイの3頭でした。

アンヴァルはここを絶対に勝たなければシリーズ制覇が見えてきませんので、仕上がり良好。ダイメイプリンセスはより上位にいなければいけない立場ですので、しっかりと仕上げてきた印象を受けました。

この2頭は勝負度合いを含めても面白いところにいると思います。

マテラスカイやモーニンなどは、ダートから芝に挑戦する場合は、お試しという感じではなく、芝レースで結果を残すという強い気持ちで挑む場合が多いのかなと追い切りを見ていて思います。

モーニンの場合は、今回に限ってはそこまで感じませんでしたが、マテラスカイの仕上がりは良好だと思いましたので、そう判断させていただきました。

ただ、好調だからといって芝で結果を残せるものではないのはご了承下さい。

前哨戦の馬の選び方としては、やはりここを勝負度合いが高い馬を選ぶこと。

そうなれば、前哨戦は素直に上昇気配を示した馬を選ぶのが戦略的に正しいと思います。

そうなると、今回のオススメ馬としては、アンヴァルとダイメイプリセスの2頭を選ぶのが正しいと思います。

気になる2頭を追加して、今回は4頭をオススメしたいと思います。

  • アンヴァル
  • ダイメイプリセス
  • タワーオブロンドン
  • イベリス

ミスターメロディがどの程度仕上がてくるのかというのは、恐らく明日追加される動画をチェックしてとなりますので、もしかするとイベリスを入れ替えてミスターメロディとなるかもしれません。

前哨戦仕上げを施してくると思いますので、勝負度合いで言えばそこまでではないと思います。木曜日の動画次第です。

以上、セントウルSの追い切り考察でした。