セントライト記念 2019 追い切り|ザダル53.7秒で南Wを駆け抜ける

セントライト記念の最終追い切り評価を行いました。前走時の追い切り映像やタイムと比較して、今回の調子の良し悪しを判断しています。

セントライト記念の出走予定馬は別ページに記載しておりますが、登録の時点で23頭がいます。抽選対象が多いので、どのメンバーが実際に出走してくるのかが楽しみです。

前哨戦なので、どこまで余力を残してくるのか。賞金を持っている陣営は、叩きとして作ってくると思いますし、賞金が足りない陣営は好走必至。3着内を目指さなくてはいけませんので、それなりに作ってきます。

毎回言っているのでもう見飽きた方もいらっしゃるかもしれませんが、追い切り考察の大事な部分だと思っています。

それでは、追い切りをチェックしていきます。

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セントライト記念の追い切り考察

評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。

エングレーバー【B】

9月11日(水)栗東 CW(良)
【6F84.0-68.0-52.8-38.8-1F11.7】

単走強め。

動き自体は悪くはない感じ。外々を回り気配も良好でした。前向きさも感じられ、個人的には好きな走りをしています。

プリンシパルSと宮崎特別で立て続けに2着と勝ちきれない競馬をやってしまっていますが、走りを見るともう少し出世してほしいなと感じる馬です。こんなところでくすぶるような馬ではないのかなと思うだけに、結果が付いてきて欲しいですね。

個人的には好きな走りをしているんですが、仕上がりで言えば、それでも前走程度では。

時計判断ではそう言わざるを得ないので、特に悪いという部分はないという程度で見ておきたいと思います。

ザダル【B】

9月11日(水)美浦 南W(稍重)
【4F53.7-39.3-1F12.6】

2頭併せ内馬なり併入。

リズムが悪いような気がしてしまい、個人的にはあまり見た目は良くなかったように思います。

ここまで追い切りの動画がありませんので、こういう走りをしていたら走り時という情報が全くありませんのでわかりません。

しかし、3連勝中の勢いは、追い切り動画からは伝わってきませんでした。

ただ、時計判断ではこのくらいは走っている馬ですし、特段変わりないのではないかと思います。

今回の成績を見て、今回の動きをこの馬の基準にしていきたいと思います。

ナイママ【A】

9月11日(水)美浦 南W(稍重)
【6F82.3-66.6-52.5-38.6-1F12.1】

単走強め。

強めというと語弊があるというか、馬なりプラスαみたいなところでの内容でした。

元気一杯という印象を受ける走りで、追えばもっと走りそうでした。

雰囲気的には休みを挟んで上昇気配漂う走りをしていました。日本ダービーに全馬が照準を合わせてくると思いますが、成長した姿を見せれくれました。

映像から迫力も出てきました。

若干、体全体が立ってしまっているような固さなども感じられるものの、この馬の特徴でもあるのかなと思うので、今回はデキが良化していると判断して評価します。

木曜追い切り馬

アトミックフォース【B】

9月12日(木)美浦 南W(良)
【5F66.4-51.7-38.2-1F12.6】

単走馬なり。

映像がスタートしたら、ゴールまで残り僅かのところでした。具体的にはよくわからなかったものの、馬場が荒れている時間帯での追い切りにしては時計は出ていますし、概ね、良好な状態で出走できると判断しています。

もう少し雰囲気があれば良かったですが、求めすぎてもと思いますので、今回はこれくらいで良かったのでは。

エターナルヴィテス【B】

9月12日(木)美浦 坂路(稍重)
【54.6-40.0-25.9-12.5】

単走強め。

踏み込みは力強く、後脚でウッドチップを巻き上げていたのが印象的でした。脚捌きも綺麗でしたので、順調そうに来ていると思います。

ただし、時計の根拠はやや貧しいところ。走りを見ると、もう少し時計が刻めても良かったと思います。

前向きさは感じるので、それが時計に繋がっていないところが気になりましたが、概ね、状態的には良かったと思います。

勝負度合いが特別高いとは感じませんでしたが、概ね、良好な状態で出走できる見込みです。

オセアグレイト【A-B】

9月12日(木)美浦 坂路(稍重)
【52.5-38.2-24.8-12.4】

単走馬なり。

少々手が動いていたような気もしないでもないですが、全体的なところに目を向けると馬なりの範疇だったと思いますので、馬なり表記としています。

ここまで3連勝という中で、注目の追い切りではありましたが、3連勝の勢いというものは感じず。集中力高めで走れているのは良かったと思いますが、線も細いように感じるしこれと言ってよかったという部分は感じませんでした。

ただ、時計は前走よりかは良かったのです。前向きな評価をしてもとは思いましたが、もう少しメリハリのある動きを見せてくれると評価しやすかったです。

時計を優先すると上昇気配でも面白いと思いますので、【A】評価ほどではないけれどというところで上昇気配としておきます。

サトノラディウス【B】

9月12日(木)美浦 南W(良)
【5F66.2-50.7-36.9-1F12.7】

単走強め。

前に2頭併せを見ながらの追い切りでした。

1週前もそうでしたが、舌を出しているので集中力はない走り。

ふわふわしているような軽いタッチで走っているのが特徴的に見えました。

全体的に前向きに評価するようなポイントはなく、前走程度には走れる見込みで見ていいでしょう。

サトノルークス【A-B】

9月12日(木)栗東 CW(良)
【6F81.1-65.1-51.4-37.2-1F12.1】

3頭併せ内強め1馬身半先着。

しっかりと走れていて、日本ダービー以来となりますが休み明けという印象は受けませんでした。

1週前も好時計を刻む内容を消化していました。勝負度合いはある程度は高そうに感じます。

前走の日本ダービーの時は短い距離をさらっとやって本番に挑んでいましたが、今回はしっかりと併せています。これ以上は無様な競馬はできないという思いが伝わってくる内容で、菊花賞を目指す作りは施してきたと思います。

楽しみな存在です。

シークレットラン【B】

9月12日(木)美浦 南W(良)
【5F65.9-51.0-38.1-1F13.0】

2頭併せ馬なり1馬身先着。

僚馬も馬なりで、遅れだしても追うような素振りもなかったので、どちらも時計優先での内容だったと判断していいはずです。

戻ってきたのが遅いので、中間の本数自体は少なめ。天栄でしっかりと作られてきていると思える時計を、それでも中間にマークしています。

悪くはないという言葉で片づけられるのですが、雰囲気がもう少し高いと良かったのかなと感じました。

タガノディアマンテ【B】

9月12日(木)栗東 坂路(良)
【56.6-41.0-25.9-12.5】

2頭併せ馬なり半馬身先着。

時計を見ても分かる通り、かなり軽めの内容でした。

1週前に栗東CWにて猛時計を刻んでいますので、それが実質的な最終リハだったのではないかと思います。7ハロン96.3秒と長い距離を走って、最後はやや見劣りしますが12.7秒という時計で、3馬身程僚馬に先着をしていました。

最終リハの動きを見ると、それでも脚取りはしっかりとしていますので悪くはないでしょう。1週前までの内容を考えると、デキは良さそうです。

ただ、この2走はデキはいいと思うので、評価的には【B】評価まで。ただ、権利獲得へ向けて余念のない仕上がりを施してきたと判断しても良さそうです。楽しみな1頭でしょう。

ニシノデイジー【B】

9月12日(木)美浦 南W(良)
【5F66.7-51.8-38.5-1F12.0】

単走馬なり。

馬なりプラスαという感じでしたが、強めまではないとして馬なり表記としています。

ゴール後も止まることなく走っていましたので、上記以上には走っていたということになります。

悪くはないというところまでで、中間の時計を見てもどこが良かったとは感じませんでした。

悪くはない程度での内容で留めておきたいと思います。

マテリアルワールド【B】

9月12日(木)美浦 南W(良)
【5F68.3-53.5-39.4-1F13.1】

2頭併せ馬なり半馬身先着。

8月24日のレースに出走しているので、中間を含めて軽めの内容でした。

1週前に遅れる内容を消化したみたいですが、最終リハでは軽めの内容ながらも先着を見せました。

今回のリハを見る限りでは、セントライト記念へ向けて悪くはないと思う内容でした。

連闘ではないので、もう少しメリハリのある動きを見せてくれてもとは感じました。デキが良くなっているとは感じませんでした。

しかし、悪くなっていると言えるだけの材料も乏しく、デキは平行線までとします。

メイショウテンゲン【B】

9月12日(木)栗東 CW(良)
【6F83.6-66.3-51.3-37.5-1F12.2】

単走末強め。

単走表記ですが、3頭併せの内という感じの内容となりました。恐らく、そういう目的だったのではないかと思います。

頭の位置が高く、時計以上にスピード感はありませんでした。これが馬なりでこの時計であれば申し分ないというところですが、強めまでではあるものの促されていますので、もう少しスピード感は欲しかったです。

ただ、時計優先ならば悪くはない時計。全体時計がやや不満にも思いますが、今週の馬場を考慮すれば悪くはありません。

良くも悪くも日本ダービーまでの内容だと思います。あまり勝負度合いが高いとは感じなかった皐月賞と日本ダービーそのままです。よく言えばいつも同じパターンで作っていて、悪く言えば、ここを獲るというものもない目的を感じない追い切りにも見受けられます。

ただ、今は外厩で全て作ってくるのも珍しくないので、これはこれでこの馬の良いところで仕上がっているのかもしれません。

モズベッロ【C】

9月12日(木)栗東 坂路(良)
【55.7-39.5-25.1-12.1】

2頭併せ強め2馬身先着。

鞭が一発だけ入っていますが、進行方向に対して右へ流れるのを修正しているだけですので、合図というよりも進路を促した鞭の使用でした。

強めに追われたので、ラストの時計は優秀。12.1秒は悪くはないです。

真っ直ぐに走れると良かったと思います。

時計判断になってしまいますが、明らかに前走の方が上。馬場差を考慮しても、です。デキは落ちたのでは。

ランフォザローゼス【A-B】

9月12日(木)美浦 南W(良)
【5F72.9-57.0-42.1-1F12.2】

3頭併せ外馬なり併入。

コーナーのところで、内を走るルヴォルグから1馬身前を、中のレッドサイオン(除外)とは半馬身前を走っていました。ただ、ニュース記事を見ると、ルヴォルグは後方から押し上げた部分からの映像のようでした。

目標にされての内容と言えばわかりやすいかもしれません。

脚色は僚馬の方が良かったのですが、3頭共に馬なりでしたので、時計を優先した形では。

ゆったりとしている中で、最後はしっかりと時計を刻めているのが印象的でした。なかなかないですよ。ゆったりとして、美浦南Wを12.2秒で駆け抜けるのは。

全体時計が物足りないので、その点がどうしても気になるのですが、末の部分は悪くはないというよりも、買いたいと感じる馬でした。

差し引きプラスとまでは言い切れないものの、成長を感じる内容だったと思います。

リオンリオン【C】

9月12日(木)栗東 CW(良)
【6F84.2-67.3-52.9-39.7-1F12.5】

単走強め。

全体的に時計は物足りない印象は受けました。最後はしっかりと追われた割には、12.5秒というのは首を傾げたくなるものでした。時計の根拠は乏しいです。

そのようになってしまっている要因を述べるのもおこがましいのですが、パッとみた感じでは、前脚の動きは活気があるのに、後脚の活気が乏しい感じも。筋肉量は足りているような気もしますが、踏み込みが甘いというよりも、可動域が狭いのかなと感じるところはありました。

明らかに前走の方が良かったです。前哨戦仕上げというよりも、夏を越して怪しいと感じます。

ルヴォルグ【B】

9月12日(木)美浦 南W(良)
【5F72.1-56.2-41.7-1F12.2】

3頭併せ馬なり併入。

前に2頭(レッドサイオンとランフォザローゼス)を置いての内容で、最後は併入となりました。

藤沢厩舎らしい馬なり仕上げですが、2頭を目標にしていることからも、陣営としてはこの馬をと思っているのではないかと思います。

前走使われたことで、デキ自体は悪くはなさそう。面白いところまでではないものの、前走程度には走れるのではないかと思います。

除外・回避

回避、もしくは除外されて違うレースに向かう場合、重賞で使う予定の馬が条件戦を走る場合はそれなりの仕上がりを行っているものなので他の馬に比べて勝負度合いは高いこともあります。

ここは、ここを除外されたり回避した馬について記載しておきます。

ショウナンバルディ【B】

9月11日(水)栗東 坂路(良)
【53.7-38.7-25.0-12.5】

※9月15日(日)能勢特別

単走馬なり。

馬場が荒れた時間帯を考慮すれば、馬なりでの今回の時計なら許容範囲でしょう。見た目通りの時計でした。

特にこれと言って書く要素もなく、可もなく不可もなくといったところでした。

もう少し馬なりながらもオーラが出てくるといいですね。淡々と走りすぎてて、目立つことがなかったです。

ブラッドストーン【B】

9月11日(水)美浦 坂路(良)
【54.6-39.7-25.6-12.6】

※9月15日(日)汐留特別

単走強め。

映像がスタートしたところは3頭併せのような様相でしたが、最後は突き放しています。単走扱いなので、たまたま重なった時間があっただけだと思います。

活気がある走りをしていて、前進気勢も感じられる良い走りでした。

近走は勝ちきれない競馬をしていますが、勢いだけで走ってる印象を受けます。

というのも、重賞を勝つような馬というのは、活気があり、大物感を漂わせるオーラを身にまとい、それでいてスマートというべきか、無駄な動きがないということを含めて雰囲気という言葉一言にまとめています。

今回は、活気がありオーラはあるものの、スマートさには欠ける走りでした。

その点がこの馬に足りていないのかなと感じます。個人的には距離が短い方がいいのかなと思うので、前走から距離が短くなるのは前向きに評価してもいいのかなと思いますが、それは追い切りとは違うところなので別にしておきます。

追い切りまとめとオススメ馬

今回のセントライト記念の最終追い切りを見て上昇気配を漂わせていたのは、【A】評価のナイママ、【A-B】評価のオセアグレイト・サトノルークス・ランフォザローゼスの合計4頭は良化が見込めそうでした。

【B】評価としては、タガノディアマンテは楽しみな存在。日本ダービーのときと近いデキで出走できるでしょう。

この辺りが今回はメインどころになるのではないかと思います。

個人的に更新作業ができる時間も迫っているので、簡素になりますが、以下今回のオススメ馬です。

  • 【B】人気ブログランキング
  • ランフォザローゼス
  • サトノルークス
  • タガノディアマンテ

【A】評価のナイママは今回パス。上昇度はある中で、それでも足りないのではないかなと思う部分もありましたので、そうさせていただきました。

以上、セントライト記念の追い切りでした。