プロキオンステークス 2019 最終追い切り評価|調教の様子から好調馬をピックアップ

プロキオンステークスの最終追い切り考察を行っています。前走時の映像やタイムを比較して、今回の調子の良し悪しを評価しています。

どうしても中途半端な季節でのダート重賞。

これから先となると、秋のJBCスプリントを視界に入れている陣営が賞金加算のために出走してきています。

ダート路線にもサマーシリーズが整備されるといいかもしれませんが、そう簡単にはできないものです。

どこか中途半端な季節の重賞を反映した追い切りとなっているようにも感じます。

ただ、今回の中ではミッキーワイルドの状態が良さそうでした。

状態面では恐らくメンバー随一と言えそうなくらい、完成度が高いと思います。

賞金加算から年末にかけての大舞台に出走を果たしたいというのが透けて見えてきます。

その他の馬の情報もまとめいていますので、最後までご覧いただければ幸いです。

各馬の追い切り考察

評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。

アードラー【B】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【50.4-36.9-24.4-12.5】

2頭併せ強め1馬身遅れ。

僚馬は一杯に追われていて、アードラーは鞭が入っていないだけでしっかりと追われていました。サンライズノヴァが相手でしたが、遅れる形となりました。

坂路自己ベストを大幅更新となりました。その為、遅れたのは地味に見えてしまいますが、それでも全体的には悪くはないでしょう。

前走程度には走れる見込みです。

アディラート【B】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【55.3-40.1-25.9-12.3】

単走強め。

推進力を感じる走りでしたが、時計を見ると、思った以上に出ていないと感じました。

もう少ししっかりと時計が出ている方が評価できる走りをしていました。

なぜか2週前から3週前の時計が優秀でその点が気になります。調教を積めば積むだけ時計のメリハリがないだけに、もしかするとピークを過ぎた可能性は否定できないのかなとみています。

ただ、強めに追われているのでそんなことはないと思いますが、少し気になる部分でした。

アルクトス【B】

7月3日(水)美浦 南P(良)
【5F66.0-51.3-37.9-1F11.4】

2頭併せ外末強め半馬身先着。

時計はこの程度で上々だと思います。ポリトラックを考えるならばこの程度で悪いということはないですし、良かったとも言い切れず。

2馬身程追いかける形で、コーナーを回り直線へ。

なかなか追いつかない内容でしたが、どちらも馬なりでの内容でしたので、そこまで差を気にする必要はないものと思います。

近走はしっかりと成績を残しています。同じような調教を積んでの結果ですので、今回も比較的楽しみな存在です。

ウインムート【B】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【53.4-38.8-25.2-12.5】

単走馬なり。

スピード感は溢れるのですが、馬場が荒れていたせいか、少し時計は地味。

馬なりと表記していますが、馬なり+αといったところ。強めとまでは言えないまでも馬なりよりかは促されていました。

走りは良かったです。もう少し迫力が欲しいところはありましたが、全体的に淡々と集中して走れているのは良かったです。

1週前にしっかりと追われているので、デキとしては前走程度ではあるものの、悪くなったとは考えなくていいでしょう。

ヴェンジェンス【B】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【54.0-38.5-24.8-12.3】

単走馬なり。

少し左右にブレるところもありました。

時計は馬場が荒れていた時間帯でしたので、その点ではこの程度でも十分な範囲だと思います。

進行方向に対して右側を通過しており、コースの最内付近を走っています。レース前にこの進路を取る馬をあまり良く思いません。もしかすると、どこか具合が悪いのではないかとすら疑ってしまいます。

ただ、前走はどこを走ったかまでは詳しくは分からないものの、デキとしては前走程度には時計が出ています。

前走は追い切りパターンを変更して、軽めの調整までとなりましたが、それでも勝ちきりました。今回は前走パターンと同様に、軽めの負荷に終始しています。その点では変わりないと判断していいのではないでしょうか。

キングズガード【B】

7月3日(水)栗東 CW(稍重)
【6F86.3-68.9-53.4-39.2-1F12.2】

3頭併せ内強め1頭併入、1頭2馬身程先着。

しっかりと追われて僚馬に併入となりましたが、脚色は勝っていました。

直線入ったところでも1馬身後方を追走し、残り1ハロンのところで半馬身後方を追走する内容でした。

そこからさらに加速を見せて併入に持ち込んだのは良かったです。

推進力もあり、尚且つ馬体を沈めて、重心を低くしてから走っているのは良かったと思います。

半馬身くらい前に出てくれても良かったかなと感じますが、概ね悪くはないと判断しています。

サクセスエナジー【B】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【52.5-37.5-24.3-12.1】

2頭併せ一杯アタマ差遅れ。

僚馬は馬なりから強めの範囲でしたが、最後はやや遅れた形。もしくは追いつけなかったという感じになりました。

それでも加速ラップを刻む内容でした。

首が立ってしまっているようにも感じますが、許容範囲と言えばその通り。ただ、もう少し首を上手に使えると、もっと走りは良くなりそうです。

サンライズノヴァ【B】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【50.3-36.6-24.1-12.3】

2頭併せ一杯1馬身先着。併せたのはアードラーでした。

デキとしては悪くはないでしょう。しっかりと先着できたことがそれを物語ります。

綺麗な加速ラップを刻むことができませんでしたが、1週前には加速ラップを刻む内容を消化しており、最終リハまでしっかりと負荷を掛けられたと判断するのがいいでしょう。

最後まで負荷を掛けることができるということは、それだけ調子の良い証拠でもあります。そこだけは評価できますので、減速ラップとなった今回の時計は考えずに前向きに評価していいはずです。

ドンフォルティス【B】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【54.9-40.0-25.6-12.7】

2頭併せ馬なり併入。

首の位置が高いのが気になるところでしたが、時計的にはこの程度ですのでいつも通りと判断していいのではないでしょうか。

近走の成績がさっぱりで、明らかな早熟馬。ルヴァンスレーヴを負かしたこともあるだけに期待したい1頭なのですが、2018年の後半はサッパリでした。

追い切り的には立て直されてきたという感じもあまりせずという範囲のものでした。

概ね悪くはない程度に見ておくべきでしょう。

プロトコル【B】

7月3日(水)美浦 坂路(稍重)
【57.1-40.2-25.1-12.4】

2頭併せ強め併入。

強めと馬なりの間くらいでした。時計を見ると、その程度に見ていいでしょう。

加速ラップを刻んでいましたが、脚色は僚馬の方が良かったようにも感じました。

デキは近走と変わりない範囲でしょう。もう少しメリハリが欲しいところですが、8歳馬にそれを求めるのは酷なのかもしれません。

マテラスカイ【B】※

7月4日(木)栗東 坂路(重)
【51.8-36.9-23.7-11.9】

2頭併せ強め半馬身遅れ。

あっさりと遅れていました。時計は悪くはないだけに、この遅れ方が気になりました。もうちょっと抵抗してほしかったです。

時計は、ラスト2ハロンは11秒台を刻みました。ただ、この辺りはいつも通りと言えばいつも通り。

どうしても遅れたのが気になります。

とは言っても、前からの映像だったので分かりづらいものの、2馬身から3馬身程後方を追走していたところからのラスト1ハロンでしたので、この遅れは気にせず、デキは変わりないと判断していいでしょう。

海外帰りは気にしなくていいです。

※根岸Sと比較して

ミッキーワイルド【A】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【53.4-38.8-24.8-12.1】

単走強め。

単走でしたが、渋滞している中での内容で、道中1頭、最後に1頭交わしての内容となりました。実質的には3頭併せくらいになっていました。

1週前は減速ラップとなりましたが、テンからある程度負荷を掛けていく内容でした。

デキは単純に今回の方が上でしょう。時計判断となってしまいますが、しっかりと状態を上げてきていました。

今回、楽しみな1頭だと評価しています。

ワンダーサジェス【A-B】

7月3日(水)栗東 坂路(良)
【52.5-38.2-25.0-12.3】

単走馬なり。

馬場が綺麗な時間帯での追い切りでしたが、最後に促されると、やや進行方向に対して右側を向くような形になりました。バランスが悪いような印象がありますので、その点ではやや見劣りする形でした。

時計的には加速ラップを刻む内容で、1週前も上々の時計を刻んでいました。

時計を優先して考えると、デキは前走以上と言えそうです。

一息入れたことで、デキが戻ってきたと言えるのではないでしょうか。

ただし、近走の成績から考えても、この程度の上昇度では本番では厳しいのでは。

プロキオンSの追い切りオススメ1位はミッキーワイルド

帝王賞も終わり、ダート重賞も一息。目標となるレースがまだまだ先のため、今は賞金を加算しておきたいメンバーが揃っている状況です。

その為、仕上げ切るにはまだまだ早く、だけど、勝っておきたいレースであることで、どこか中途半端なレースとも言えそうで、それが追い切りにも表れています。

今回の追い切りで上昇気配を示したのは、【A】評価のミッキーワイルドと、【A-B】評価のワンダーサジェスの2頭でした。

ただ、【A-B】評価のワンダーサジェスの方は、上昇気配といえども近走の成績を考えるともう少し上昇度が欲しいところでした。前走と比較すると今回の方が上なのかなと感じる程度の内容でした。

【B】評価の中では、マテラスカイは状態は良さそうですが、そもそもこの馬が強いのかどうなのかという部分があまり見えてきません。

ヴェンジェンスの動きも良好で、久々の重賞ですが楽しみな存在です。

以下オススメ馬です。

  • ミッキーワイルド
  • キングズガード
  • ヴェンジェンス
  • サンライズノヴァ
  • マテラスカイ

いつもは4頭にまで絞るのですが、あまりに接近していると思いましたので5頭をオススメさせていただきました。