NHKマイルカップ 2020 最終追い切り評価|レシステンシアは軽めの調教で?

NHKマイルCの最終追い切り考察を行いましたのでご覧ください。

今回は2歳女王レシステンシアが登場します。桜花賞では無念の2着とはなったものの、マイル適性が高い馬だけにここでも注目が集まりそう。

その他にも、朝日杯FSで2着からアーリントンC1着とスピード適正が高いタイセイビジョンや、無敗の3連勝でG1奪取へ挑むサトノインプレッサなど、主役を張れる存在が集まりました。

有力馬に注目が集まってしまいますが、穴馬の存在なども追い切りから探していますので、最後までご覧になっていただけると幸いです。よろしくお願いします。

それでは、各馬の追い切り考察を行っていきます。

NHKマイルC2020の追い切り考察

評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。

ウイングレイテスト【B】

5月6日(水)美浦 南W(稍重)
【68.7-52.8-39.2-1F12.4】

2頭併せ内馬なり併入。

僚馬は強めに追われていましたが、ウイングレイテストは馬なり併せられると自然とペースが上がった形になりました。

動きは悪くはないと思いますが、淡々と走り過ぎていて、もう少し迫力が欲しかったです。

時計などは稍重を考慮しても十分だと思いますが、雰囲気が良かったとまでは言えないのでは。

ギルデッドミラー【B】

5月6日(水)栗東 坂路(良)
【53.3-38.7-24.8-12.1】

単走強め。

時計の割には走ったという感じはせず。映像からは坂路を苦戦しているように感じますが、それでも末の時計は良かったです。

時計が出ているけれど、走りが重い馬というのは、実戦向きじゃないと思っています。

逆に、映像は地味ながらも時計がついてきている馬というのはリラックスして走れていると思います。

今回は、動きを見ていると末11秒台が出ていても良さそうな雰囲気がありましたが、12.1秒というのは疑問です。

時計は良かったですが、良かったというところまではなかったです。

ただ、前走から悪いということはないので、前走のパフォーマンスには期待できます。

サクセッション【B】

5月6日(水)美浦 南W(稍重)
【5F65.3-51.3-38.7-1F13.0】

3頭併せ内馬なり1馬身先着。

2頭の内を突いて、横の差が3頭分4頭分くらいありました。その為、最後は併せたというよりも、2馬身から3馬身前を走る形になりました。

これが意図した追い切りの進路取りならばいいのですが、最後は単走のような形に。

しかも、最後は迫られるようになっていましたので、見た目も地味でした。

動きが硬いとかそういうのは観られませんでしたので、悪くはないのだと思います。

ただ、前走以上のパフォーマンスというものも感じませんでした。順調には来ていますが、概ね、前走程度まで。

サトノインプレッサ【B-C】

5月6日(水)栗東 坂路(良)
【53.9-39.3-25.6-12.6】

2頭併せ強めアタマ差遅れ。

一生懸命に走っている感じでしたが、余裕は感じられず。

逆に言えば負荷は掛かっている内容でした。

ウッドチップ入れ替えを行いました。そこからしばらく期間が過ぎましたが、それでも時計は掛かる傾向にあります。

この時計を見たときに、映像では一生懸命に走っているものの、時計があまりに遅いなと感じました。

もう少し余裕のある走りをしているのが特徴だと思いましたが、今回は必死さが伝わるものでした。

3連勝で挑む舞台ですが、前走権利獲得のため仕上げた印象も受けます。

デキは前走キープ、もしくはやや落ちた可能性を感じてしまいます。今回は辛めに評価して。

あと、前走はCWを最終リハに選んでいましたが、今回は坂路を選択。負荷を多くかけないといけない状況か?

シャインガーネット【B】

5月6日(水)美浦 坂路(稍重)
【52.9-39.6-26.3-13.0】

3頭併せ中馬なり1頭2馬身遅れ、1頭2馬身先着。

最後まで負荷を掛けずに走っていて、終始前と後ろに僚馬を置いてというところで、精神的なものをカバーしての内容という感じでした。

馬場が綺麗な時間帯で、ラストは13.0秒ですので、負荷は掛けていないと判断していいのではないでしょうか。

前走時は坂路で猛時計を刻んでいました。ただ、同じように2馬身くらい遅れる内容でした。

2頭併せと3頭併せの違いはありますが、内容的には変わりなく、今回は時計が出ていないというところです。

デキは相変わらずというところではないでしょうか。

シャチ【B】

5月6日(水)美浦 南W(稍重)
【5F68.4-52.4-38.1-1F11.9】

2頭併せ外末強め2馬身先着。

コース5分ほどを通過しているので時計は参考程度まで。

それでも追われると素早く反応して一気に僚馬を置き去りにしていました。好感の持てる内容でした。

前走時の映像がありませんが、時計はいつも良好と言えば良好。

ここまで12戦を消化していて、休みらしい休みはなし。タフな馬というのは伝わりますが、今回特別上昇したというのは感じません。

走り自体は好きですが、恐らくいつもこの程度には走れているのでは。

前走時の映像がないのでなんとも微妙ですが、デキは前走程度までとします。

G1じゃないなら面白かった。

ストーンリッジ【B-C】

5月6日(水)栗東 坂路(良)
【55.0-39.5-24.9-12.1】

2頭併せ強め2馬身遅れ。

僚馬は馬なりで楽に走れているものの、強めに追われたストーンリッジは全く差を埋めることができません。

力のいる馬場であることを勘定しても、さすがにこの差を考えると厳しいのでは。見た目は地味でした。

毎日杯6着から巻き返しを狙うところですが、この内容では厳しいと言わざるを得ないでしょう。

ソウルトレイン【B-C】

5月6日(水)栗東 坂路(良)
【57.1-40.2-25.3-12.1】

2頭併せ一杯半馬身先着。

軌道修正されながら一杯に追われたという形になり、少々不格好となりました。

それでもしっかりと先着できたのは良かったのではないかと思います。

前進気勢は感じられます。

しかし、もう少しスマートに走ってほしかったです。無駄な力が入っていると感じてしまいます。

マイル耐えられるのかもしれませんが、距離が短い方が良さそうな雰囲気も。

タイセイビジョン【B】

5月6日(水)栗東 坂路(良)
【54.3-38.9-25.2-12.6】

単走末強め。

馬場が綺麗な時間帯での追い切りでしたが、強めに追われても時計は伸びずといったところ。

動いている映像と時計を見ると、地味だという印象になってしまいます。

あと、1週前の映像から気になるのが、コース内側を走っていること。

坂路は緩やかなカーブとなっているのですが、それでも内を通るのはあまり前向きに評価していないです。

走る気にはなっているのかなと思いますが、今回の追い切りで上昇気配とするのは難しいですね。

それでも重賞で結果を残し続けていますので、この内容でも楽しみなのでは。

ニシノストーム【B】

5月6日(水)美浦 南P(良)
【5F65.2-50.8-37.1-1F12.3】

単走馬なり。

少し動かされているのかなというところでしたが、全体的には馬なりの範疇というところでした。

ポリトラックを考えると、時計は地味に見えてしまいます。もう少し時計を刻んで欲しかったですが、馬なりを考慮するとこのくらいか。

可もなく不可もなくというところで、軽い走りなのでパンパンの良馬場の方が良さそうな雰囲気も。

ハーモニーマゼラン【B】

5月6日(水)美浦 坂路(稍重)
【53.5-39.4-25.4-12.4】

2頭併せ馬なり1馬身先着。

頭が高いのが気になりますが、この馬の特徴なのかなと思うところもあるので、あまり気にしなくていいのかもしれません。

踏み込みの強さは感じますので、馬場が荒れても面白そうなところは感じます。

悪くはない。良くも悪くも前走程度のデキ。

プリンスリターン【B】

5月6日(水)栗東 CW(良)
【7F99.5-83.3-68.2-53.4-39.2-1F12.1】

2頭併せ外末強め3馬身先着。

最後はしっかりと反応してグイグイ伸びていきます。

末の時計も12.1秒ならば問題ないでしょう。

前進気勢も十分で、スマートな走りをしています。

脚捌きも綺麗だし、重賞の1つや2つは獲れそうな雰囲気。

前走以上というのは望めないかもしれませんが、十分に前走のパフォーマンスは発揮できるはずです。

ここまで重賞で結果を残していますが、勝ちきれない競馬をしています。

余談ですが、乗り替りを期待するファンの方もいるかもしれませんが、一線級の騎手が跨ったらどうなるのかというのは観てみたいですね。走りは綺麗なので、きっかけひとつで化けそうなほどポテンシャルは秘めていると思います。

あと、この走りを見て思ったのが、素人意見ながらも、先行した方がいいのかな?という部分です。

思い切って下げて競馬をしてみても、今なら面白いのではないかと、今回の追い切りを見て感じてしまいます。

ボンオムトゥック【B】

5月6日(水)栗東 坂路(良)
【54.9-39.7-25.5-12.5】

2頭併せ馬なり1頭1馬身先着。

実質3頭併せのような形になりました。その馬とは2馬身遅れという内容です。

終始馬なりでの内容でした。

全体時計は遅いですが、馬なりでも末は12.5秒ですので悪くはないです。

少々、左右にブレるところは見受けられますが、概ね許容範囲でしょう。

悪いとは思いませんでしたが、良かったとも言い難い。

メイショウチタン【B】

5月6日(水)栗東 CW(良)
【6F84.6-67.7-52.9-39.5-1F12.4】

単走馬なり。

映像の前半は我慢させながらという内容でした。

直線入って促されると、少々バランスを崩したような走りをしていました。もう少しスマートさが欲しいです。

少し掛かりながらという形になりそうなところを我慢してという形。

悪くはないけれど、良くもない。

1勝クラスを勝ち上がったばかりですが、馬の走りを見ても苦戦を強いられそうです。

ラインベック【B】

5月6日(水)栗東 P(良)
【82.4-66.1-52.2-39.1-1F12.1】

2頭併せ馬なりクビ差先着。

皐月賞出走後の参戦となり間隔が詰まっているので終始馬なりの内容。

それでも僚馬のジュンライトボルトに先着をしているところを見ると、状態面では悪くはないと言えそうです。

前走の疲労はないでしょう。

ディープインパクト×アパパネという良血なので、もう少し活躍している姿を見せてほしいのですが、前走はコントレイルから1.7秒遅れの15着となってしまいました。

今回の内容で上昇気配と考えるのは難しいかもしれませんが、デキはキープしていると判断します。

ラウダシオン【B】

5月6日(水)栗東 CW(良)
【6F82.4-67.0-53.0-39.5-1F12.1】

単走強め。

少し伸びあがるような素振りを見せたりしていますが、それでも時計が出ているので良かったです。

関節が柔らかく、脚が長く見えます。

柔軟性に富んでいるというのは武器になります。

1週前の末の時計が11.4秒と猛時計でした。全体時計が遅いので最後だけという感じですが、ここまで順調に来ていると思います。

ルフトシュトローム【B】

5月6日(水)美浦 南W(稍重)
【5F69.0-53.0-39.0-1F12.9】

単走馬なり。

全体的に馬なりという内容でしたが、ラストは少々促されたかなという範囲でした。

ゴール後も緩められることなく走っていますので、上記より走っています。

ここまで無敗で挑む舞台ですが、悪くはないですね。

綺麗な走りをしていますし、状態面でも問題なさそう。

前走以上ということは感じませんが、それでも十分です。

レシステンシア【B-C】

5月6日(水)栗東 坂路(良)
【56.5-40.5-27.0-13.7】

単走馬なり。

1週前に坂路でルメール騎手が騎乗して53.2-12.6という内容でした。時計が掛かる馬場を考慮してもやや緩やか。

そして、最終リハは助手が騎乗してのもの。軽めの調整程度の内容で、この中間は全体的に軽め。

少々不安が残る内容だけに、もしかすると体重が減っているのか、もしくは状態面で少々問題を抱えているのか。

最有力馬と目されていますが、危険な香りがします。

これでキープというのは難しい印象です。

NHKマイルCの最終追い切りまとめ

NHKマイルCの各馬の考察が終わりましたので、全体まとめを行っていきます。

今回はレシステンシアに疑問が残る内容でした。全体的に軽めの調整に終始していましたので、状態面が心配です。桜花賞を走ったとは言え、中間軽めなのは反動があったからではと考えてしまいます。

最終リハを見て、上昇気配を示した馬はいませんでしたが、良好な追い切りを消化した馬を素直に選んでいきたいと思います。

今回は、タイセイビジョンプリンスリターンラインベックルフトシュトロームの4頭が追い切りでは好印象を抱きました。

穴馬っぽいところではプリンスリターンをオススメします。

上昇気配の馬が見当たりませんでしたので、ここまで善戦続きの同馬にもチャンスがあるはず。

騎手切りする人もいるかと思いますが、馬の能力は高いでしょう。

4頭をオススメするのもいいのですが、中でも選ぶと以下の通りです。

  • ルフトシュトローム
  • タイセイビジョン
  • プリンスリターン

以上を、今回のNHKマイルCの追い切り考察でまとめとしたいと思います。