中山記念2020 最終追い切り評価|インディチャンプは微妙な印象を受けました

3月1日の第94回中山記念の最終追い切り評価を行いましたのでご覧ください。

国内外G1へ向けての壮行レースという位置づけで、多くの有力馬が集まるようになりました。

しかし、今年は9頭しか集まらず少頭数でのレースとなることになりました。

ただ、G1馬も多く出走するのでハイレベルになることは間違いありません。

その登録メンバーを少しチェックしたいと思います。

馬名斤量想定
インディチャンプ58福永
ウインブライト58ミナリク
エンジニア56大野
ゴールドサーベラス56横山和
ソウルスターリング54北村宏
ダノンキングリー56横山典
ペルシアンナイト57池添
マルターズアポジー56武士沢
ラッキーライラック55Mデム

最注目は昨年の春秋マイルG1を制したインディチャンプ。中距離での実績作りへスタートを上手く切れるか。海外帰りのコンディションで、どこまで回復しているかが鍵となりそう。

ウインブライトは実績は最上位。国内G1は未勝利ではあるものの、香港を得意とする馬で、QE2世Cと香港Cと、香港2000Mを最も得意としています。そして、現在中山記念2連覇中と相性のいいレースでもあります。こちらもQE2世Cへ向けてきっちりと仕上げてきているはずです。

その他にも、日本ダービー2着のダノンキングリーやエリ女を制して香港Vで2着と激走を見せたラッキーライラックなど、G1馬が多数揃い楽しみなレースへとなりました。

それでは追い切り考察を行っていきます。

中山記念2020追い切り考察

評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。

インディチャンプ【C】

2月26日(水)栗東 坂路(稍重)
【51.5-37.2-24.3-12.2】

2頭併せ強め2馬身先着。

動きに迫力があるものの、やや無駄な動きが多い印象です。スマートさがもう少しある時のほうが好成績を残せているので、今回は前哨戦仕上げまでに徹しているのか、それとも素直にデキがあまりよろしくないのかのどちらかになるはず。

ただ、時計を見ても分かる通り、それでもしっかりと動けています。

さすがのところは見せていますので、切ってしまうのは考えようとも言えそうです。

ウインブライト【B-C】

2月26日(水)美浦 南W(重)
【5F65.0-51.0-38.1-1F12.8】

単走馬なり。

少し頭の位置が高いですが、負荷を掛けていないのでこれはこれで良さそうにも思います。

重馬場を軽快に走れているので、順調に来ていると判断しています。

脚捌きなどは軽快ですが、もう少し前進気勢があればもっと良かったと感じました。

悪くはないところで仕上がっているはずです。

エンジニア【B】

2月26日(水)美浦 坂路(稍重)
【54.7-39.5-25.6-12.7】

2頭併せ馬なり併入。

脚色は僚馬の方が良かったです。

時計の根拠が乏しいところはありますが、概ね悪くはないところで仕上がっているという判断でいいのではないでしょうか。

もう少し覇気が欲しいところです。少し動きが小さいような印象も受けました。

1週前の時計を見ても、あまり惹かれる部分はなくと言ったところまででした。

ソウルスターリング【B】

2月26日(水)美浦 坂路(稍重)
【53.4-38.2-24.4-12.0】

単走強め。

コース3分から4分ほどを通過しているので、時計はあくまで参考まで。

やや体を重たそうにしていましたが、しっかりと前に動けていました。

先月頭から在厩にて調整されていますので、本数的には申し分ない範囲です。

2週前の状態である程度は仕上がっていると判断できる時計をマークしていますので。

取り消しが続いてのレースで順調さを欠いていますが、ある程度はしっかりと走れるものと思います。

ダノンキングリー【B-C】

2月26日(水)美浦 南W(重)
【4F53.1-37.5-1F12.2】

単走強め。

しっかりと動けています。

馬場が荒れている時間帯でしたので、時計は良好と判断していいです。

前進気勢もあり、自ら動いているような形で頼もしく感じます。

久々のレースとなりますが、休み明けの毎日王冠を勝っているように問題なしと判断していいです。

中間の動きを見ると、それでも前走の方が上のような印象が受けます。

ペルシアンナイト【B】

2月26日(水)栗東 CW(稍重)
【6F84.5-66.8-52.1-38.5-1F11.7】

2頭併せ内強め4馬身程先着。

僚馬をグイっと突き放す動きを見せて加速していきました。

ただ、時計がいいのもいつものこと。内容もいつもと変わらない範囲と言えば変わらない範囲です。

良くも悪くもいつも通りと考えていいのではないでしょうか。追い切り泣かせと言ったらあれですが、いつ見ても立派ですが、結果が付いてこないタイプです。

マルターズアポジー【B】

2月26日(水)美浦 南B(重)
【4F55.4-40.3-1F12.8】

単走馬なり。

ダートを馬なりで駆け抜けていますが、スピード感あふれる走りをしていて好感が持てました。

ただ、近走はダートを走っても、より短距離に切り替えても結果がついてきません。

マルターズアポジーも、どちらかというと追い切りでは軽快に動けるものの、本番ではすでにピークを越えたような走りをしてしまいます。

いきなりの激走は考えなくていいのではないでしょうか。

ラッキーライラック【B】

2月26日(水)栗東 CW(稍重)
【6F81.7-66.4-51.6-37.7-1F12.3】

2頭併せ内強め2馬身先着。

内側を他陣営の馬が駆け抜けていて、その馬が猛烈な末を見せて併入しているので、その点だけ地味に見えてしまいます。

ただ、全体時計81.7秒と上々で、最後も12.3秒で耐えているのであれば申し分ない動きと判断していいです。

動きもメリハリが効いてて、迫力もありました。

成長しているとは信じがたいですが、もしかすると昨年の秋に比べてもしっかりとしてきた印象は受けます。

若干、太目残りの可能性も否めませんが…それだけ大きく見える存在です。

前走より悪くなっているという印象は抱きませんでした。

中山記念2020 追い切りまとめ

各馬の追い切りをチェックして評価を加えていきました。

今回の追い切りで、上昇気配を示した馬はいませんでした。好メンバーが揃いましたが、有力馬は次走を狙っていますので仕方がないこと。ここで仕上げる必要はありませんので。

そういった中で、今回の追い切りで上々の動きを見せたのは、≪A≫[最強]競馬ブログランキングへでした。

動きは良かったです。重戦車のようにずっしりと見せながらも、時計がしっかりと刻めていました。

狙いは次走でもあるとは思います。もう少し絞れても良さそうかなと思いました。当日の馬体重次第ですが、体重が絞れていればそれだけ存在感も大きいということですので、素直に評価していいはずです。

あとは、前走G1組で、今回は調子落ちかもしれませんが、ダノンキングリーとウインブライトの2頭はそれでも好調さを感じるところで仕上がっています。

個人的にはダノンキングリーの動きの方が良かったように感じました。

ウインブライトも悪くはないので、3連覇も十分に視野に入っているものと思います。

人気筆頭となりそうなインディチャンプですが、動きがややチグハグ。もっとスマートな動きを見せる時の方が良かったのではないかと思いました。

今回は上記3頭をオススメします。ご覧いただきありがとうございました。