こんにちは、リッキーです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
最近は「リッキー 追い切り」とか「追い切り 爆穴ブログ」とかでのアクセスも増えてきました。
大変、ありがたいことです。
さて、追い切りを中心に更新しているブログですが、競馬で勝つ為に知っておきたいことについて書いていきたいと思います。
早速ではありますが、少し専門的なお話をさせていただきますが、日本人は数字に弱い生き物です。
世の中には不思議なもので、【絶対に勝てる】【負けない投資】【ご利用者の大半がこれは素晴らしいと答えた】という文言にはなんの反応は示さないものの、これに数字を足すと極端に弱くなる生き物です。
【89%の人が勝てた必勝法】
【実に73%の人が原資分を回収済み】
【82%の人が「これは素晴らしい」と答えた】
これは、普段の買い物などにも利用されている数字もマジックも含まれます。
例えばスーパーで食品を買う時、なんでこんなに中途半端な金額なんだろうと考えたことはありませんか?
「198円」
「247円」
「398円」
スーパーに行くとこういう金額で溢れています。
1年間コンビニを利用しない人は珍しいと思いますが、コンビニに行けば税込み140円や150円の都合の良い金額設定が多いですが、スーパーでは1円単位で金額がついています。
これにはカラクリがあり、人間は端数に弱い生き物だということが分かっています。
(しかも、端数にも色々あり、8とか9という数字が一番魅力的に感じるそうです。詳しくは分かりませんが。)
さて、多くの人はこの数字と共に暮らしています。
商品を買うのにも値段がついていて数字です。
競馬においては、特にデータや回収率なども数字で出来たものですし、馬番なんかも細かく言えば単なる数字です。
そこで、競馬において騙される、というと大袈裟ですが、色々と断捨離して考えた方が的中に結びつくと思いましたので書いておきたいと思います。
目次
過去のデータは、あくまで過去そうであっただけでこれから先そのデータが通用するかどうかは分からない
極端な話、競馬のデータはあくまで流れを掴む上では大事かもしれませんが、そのデータを過信し続けると痛い目を見ることがあります。
よく史上初という言葉が使われます。
近年の競馬では傾向はこうだったのに、データが通用しなかったというのが良く聞かれるようになったなと思います。
例えば、日本ダービーでは青葉賞組は凡走するというのが世の中の認識でした。
しかし、直近の青葉賞組のデータは、≪0.2.3.24≫で全く来ないということは言い切れなくなっています。
勿論、青葉賞組が日本ダービーを制していないのは事実ではありますが、もうそろそろ青葉賞組が日本ダービーを制しても不思議ではない数字です。
また、青葉賞組が日本ダービーを制することができない理由としては、2400Mを走った1か月後にまた2400Mを走る過酷さというものが挙げられます。
府中の2400Mは、マイルを戦い抜けるスピードと中距離を走るタフさを相まっているコースです。逆にマイラーが好走するのも府中2400Mの特徴ですが、それだけタフなコースであるということ。
それだけに、日本ダービーを前に消耗している状況と言えるので、こういったデータが出ているのだと思います。
このように、理由がある程度判明しているものについては納得して切ればいいだけですが、過去のデータ的には来ないからとりあえず消しと考えるのは危険です。
過去はあくまで過去です。
またデータに頼ると、レースのレギュレーションが変更されるたびに通用しないということになりますし、開催時期が変わっただけでも、そこまでのローテーションやそのレースの意味合いが変わってくるので通用しないものとなります。全く違うデータになると考えても差し支えはないはずです。
例えば、有馬記念前の前哨戦だったのが、単なる重賞としての位置取りになれば、出走してくる馬のレベルが全く違います。
こういったように、ちょっとした変更でもデータは使えないものになってしまいます。
傾向としては買いづらいものの、自分が思う馬を買った方が、意外な穴馬に辿り着く場合があります。
有料予想や競馬会社の数字も同様にこれからはどうなるかは分からない
これは分かりやすいですね。
競馬会社や有料予想を提供している人が掲げている数字には、旨い具合に丁度良い情報を出しているにすぎません。
勿論、嘘を書くと優良誤認となりますので、詐欺などの罪に問われるので嘘は書けません。
しかし、都合の良いところを切り取れば、それは都合の良い数字になるわけです。
例えば、『(先週の土日は)1170.5%回収の一撃が炸裂!』とありますが、年間を通してその人を予想を追いかけると余裕の大赤字ということはあり得るわけです。
そういった情報を過信するのではなく、興味があるなら実際に1ヶ月だけ買ってみて、ダメなら後追いはしない。
そのくらいで留めておくべきです。
予想には2つあると考えています。
1つは、単純に回収できているのか回収できていないのかの、予想自体の良し悪し。
2つ目は、予想の考え方が合うのか合わないのかの違いです。
1つ目は単純です。
当たっていればOKだというのであれば、その情報は優良です。
2つ目は、例えば3連単には興味がないけれど、3連単の情報しか与えてくれないと言ったような、自分と有料予想の合う合わないです。
これは、指名された金額を出すのか、それとも諦めて違うものを使うのか。それとも、自分の力だけで当てるのかです。
数字だけを過信するのではなく、どうやってその人が、その会社がその予想に辿り着いたのかを考える必要があるでしょう。
予想会社には、いきなり有料予想を販売するのは稀です。有料予想とは別に無料予想が提示されていますので、それで様子を見るのが良いでしょう。
無料予想に力を入れていないのに、有料予想に人を流すことは出来ませんので、無料予想といえどもガチのはず。
それが外れまくってたら遠慮しておく方がいいでしょう。
電話番号へ直接営業の電話が入ってきてウザいですし、最悪、電話番号を変更しなければならないようなことになるかもしれませんので後々面倒です。
世の中、善人な人ばかりではないというのは付け加えておきます。
自分で決めたルールに乗っ取ってとりあえず3ヵ月はトライしてみる
競馬には多角的な見方も必要です。これは否定しません。
しかし、まずは1つの方法に基づいた買い方をするのが理想だと思います。
このブログは追い切りを中心に予想していますが、馬券の買い方は馬連とワイドしか買いません。
前にも書いたことがありますが、馬連とワイドを1:10で買い続けた場合が、単純に回収率が良かったからです。
ここまで来るまでに色々な馬券と買い方をやっていきましたが、一番やったらダメだなと思ったのが多点買いです。
決して、今多点買いしている人を悪く言うつもりはありませんが、競馬は勝ち馬を見抜くゲームだと思いますので、色々と保険を掛けて買うというやり方は僕には合いません。
まず、自分にはどの券種が合っているのかを確認するために、3週間で良いので同じ券種で馬券を買い続けてみる。
そして、回収率が良く、自分でも合っていると感じるものがあればそれで今度はどうやったら回収率が上げられるのかを、とにかくトライアンドエラーで探し出していくしかありません。
そして3ヵ月試してみて、そこからまた改善を行っていくのが近道です。
馬券は偽装が簡単で、稼げたら悪く言われるし、外れたら馬鹿にされるので挙げていませんが、個人的に中山と新潟の馬券は厚めに勝負しています。
そして、大きなレースが行われる府中と阪神だけが大きくマイナスなんで、個人的には馬券はいいかなと思っています。まぁ買っちゃうんですけどwwww
難しく感じる必要はありませんが、結局、自分がプラスにしたいと思うのであれば、自分だけのルールに乗っ取って馬券を買っていくしかありません。
その点を考えれば、単純な目の前の情報に踊らされるのではなく、自分のルールを早く構築してから馬券を買うことをお薦めします。
着目するポイントは以下の通りです。
- どの条件(芝・ダートなど)なら回収率が高いのか
- どのコースなら回収率が高いのか
- どの距離なら回収率が高いのか
仮に、中山の回収率が高い場合でも、距離によって、コースによって回収率を細かく出していきます。
そうすると、ダート戦ならプラス回収だということであれば、これまで通りの考えで馬券を買っていけばいいだけのことです。
それが短距離の条件かもしれませんし、長距離の方が回収率が良かったということも有り得ます。
細かく自分の為のデータを出して研究して券種を決めていくのがいいです。
そうすることで余計な馬券を買う必要もないですし、負けを少なくすることが結局は勝ちにいける下地が作れるわけですから有利に馬券を買うことができます。
この辺りを意識すると、例えばマイナス金額が大きい方がいきなりプラスになるのは難しいでしょうが、そのマイナスの額を小さくすることも可能ですし、とある条件では自信をもって馬券を買うことができるということが出来ます。
僕自身の独断と偏見ではありますが、少しでも参考になれば幸いです。