リッキーです。ご覧いただきありがとうございます。
今週末に迫ったジャパンカップの最終追い切りの考察について記載。
前走時の映像やタイムと比較して、今回のデキがどうなのかどうかをチェックしています。
注目のアーモンドアイは、南Wにて僚馬を突き放す好内容を消化。
デキ自体は申し分ないところにいると判断していいでしょう。
サトノダイヤモンドは渋滞している時間帯での追い切りで、より実践に近い形で追い切りとなりました。
しっかりと抜け出し時計も上々で申し分ない印象を受けます。
その他、詳しくは各馬の考察をご覧下さい。
最後にオススメの馬も記載して言いますので、予想の参考にしていただければ幸いです。
ジャパンCの1週前の追い切りはこちらをご覧下さい。
1週前追い切りもご覧いただければ幸いです。
目次
ジャパンカップの最終追い切り考察
評価は【S/A/A-B/B/B-C/C/D】の7段階評価です。
評価について、詳しくはこちらをご覧ください。
アーモンドアイ【B】
11月21日(水)美浦 南W(良)
【6F83.9-67.8-53.0-38.7-1F12.4】
2頭併せ内強め4馬身程先着。
ゴール後も少し追われているような形で、すぐに止まることはありませんでした。
全体時計はやや地味かと思いましたが、末の時計は上々。
ただし、馬場が凄く綺麗な時間帯だったことを考えると、もうちょっと全体時計が縮めることができても良かった。
動き自体は文句のつけようがなく、この馬のデキは高いところでキープされていると判断していいと思う。
悪くはないという言い方は不適切で、状態は良いと考えるべきでしょう。
ウインテンダネス【B】
11月21日(水)栗東 CW(良)
【6F83.0-67.0-52.4-38.4-1F11.9】
単走末強め。
単走扱いになっていますけど、前に馬を置いての調教でしたので併せ調教みたいになっていました。
時計はアーモンドアイより良かったですね。
末強めですけど、残り1ハロンのところだけ強めで、それまではゆったりとリラックスして走っていました。
その点では状態はとても良かったと思います。
叩き3走目ですが、調子落ちはないと考えて良さそうです。
デキが上がったとは感じませんが、決して悪い競馬は行っていないので、その点ではチャンスはありそうです。
ガンコ【B-C】
11月21日(水)栗東 坂路(良)
【53.0-38.6-25.1-12.7】
単走馬なり。
淡々と駆け上がってきていましたが、逆に言えばやや淡泊な動きをしていたようにも思います。
前走時の方が活気があったようにも見られるので、デキは前走の方が良かったのでは。
時計自体も前走の方が良かったです。
キセキ【B-C】
11月21日(水)栗東 CW(良)
【6F84.4-66.9-52.0-38.7-1F12.0】
単走馬なり。
ゴール後に強めに追われているような形になりました。
全体時計は地味なのですが、動き自体はやや怪しい動き。
デキ自体は今回はやや落ちているのではないでしょうか。
10月は3着が2回ありましたが、その時と比べるとデキは落ちた印象を受けます。
前走時の方が良かったようにも感じます。
走りのリズムが悪い部分があったのが気になりましたので、デキ落ちと判断しておきます。
サウンズオブアース【B】
11月21日(水)栗東 CW(良)
【7F98.9-81.5-65.7-51.2-38.2-1F12.2】
2頭併せ内強め3/4馬身程先着。
時計自体はさすがの動き。
デキ自体は悪くはない程度。
前走時の動きの方が良かったですが、7歳という年齢を考慮するとこれでも仕上がっていると判断していいでしょう。
問題はない程度に考えておきたいと思います。
サトノクラウン【B】
11月21日(水)美浦 南W(良)
【5F70.3-55.3-39.9-1F13.1】
2頭併せ内強め併入。
ゴール後も追われる内容で、上記以上に走っていました。
馬場が悪い時間帯での追い切りでしたので、時計自体はこれでも十分でした。
しっかりと追われていましたが、伸びそうで伸びきれないという感じ。
僚馬は一杯に追われていましたのでその点では一概に比べることは出来ないものの、それでも注文が付きそうな内容。
手応え的には1馬身程度は差を付けられそうなだけに、併入までというのが非常に難しい判断となりそう。
このままでは終わることができないと思うのですが、デキは大きく伸びたようには思いません。
サトノダイヤモンド【B】
11月21日(水)栗東 CW(良)
【4F53.2-37.8-1F11.4】
2頭併せ内強め2馬身半程先着。
実戦に近い形での追い切りとなっていまいました。
外には3頭併せが、内には2頭併せの馬が併走して走っていて、実質的には2+2+3で7頭併せのような形になりました。
動きは非常に良かったと思います。
やや首が垂れているように感じていますが、加速感は良かったので悪くはないのでは。
前走時は6ハロン追いを敢行。
その為、今回の4ハロン追いがどうなのかは少々不安も。
ただ、走り自体は良かったのでデキはキープしていると判断していいでしょう。
シュヴァルグラン【B】
11月21日(水)栗東 坂路(良)
【54.0-38.6-25.2-12.8】
2頭併せ強め併入。
僚馬は馬なりで、並んだところから強めに追う内容でした。
しかし、シュヴァルグランは追い切りで動くタイプではないので、この程度でもと思う部分もあります。
前走時は迫力不足で【B-C】評価としていましたが、今回もどちらかというと迫力は感じず。
6歳馬となり、やや消耗している印象も受けるので、前走程度までと考えています。
スワーヴリチャード【B-C】
11月21日(水)栗東 CW(良)
【6F85.4-68.4-53.2-39.2-1F12.7】
2頭併せ外馬なり半馬身程先着。
1週前と変わらず負荷を掛けずに我慢を強いるような走りとなりました。
見た目は地味。
最終リハは弾けても良かったのではないかと思います。
全体時計が地味過ぎるのはテンションを上げないための施策の1つだと思います。
ただ、あまりに地味な動きだったのがどうなのか…。
春はもうちょっとしっかりと作っていたので、今回のこの追い切りで上手くいくかどうか。
正直、1週前と最終リハと地味な動きに終始していたので、これで走れたら次から前向きに見ていいのでは。
ノーブルマーズ【A-B】
11月21日(水)栗東 坂路(良)
【54.2-39.7-25.8-1F12.8】
単走強め。
しっかりと負荷を掛けられていますが、時計は少々物足りないところも。
前走時に比べると今回の方が仕上がりはいいです。
ただし、春の時と比べるとデキは悪い印象を受けます。
上昇気配としておきますが、良かったとまでは言い切れないものでした。
ハッピーグリン【地方馬は評価不可】
11月21日(水)門別 坂路(良)
【3F35.7-23.4-12.0】
単走馬なり。
真っ直ぐに走れていないのをどう評価するか。
難しい選択となりますが、いつも通り程度くらいで見ていいのでは。
良かったと思えるような動きではなかったです。
ミッキースワロー【A-B】
11月21日(水)美浦 南W(良)
【6F85.4-69.8-54.6-40.2-1F12.9】
2頭併せ内強め併入。
ゴール後はすぐに1馬身程広げる内容で好感は持てました。
一息入っての内容でしたが、走り自体は前走時に比べると今回の方がよさそうです。
札幌記念の時は頭が常に高い位置にあってスピード感がなかったですが、今回は僚馬を追いかける内容でちゃんと追えていました。
2走前の大阪杯の時と比較できればと思いましたが、映像とタイムが濃霧のためありません。
その点ではどうかと思いますが、大阪杯の時程度にはあるんじゃないかなと思います。
ジャパンCの最終追い切りまとめとオススメ馬
日本馬の12頭をチェックしました。
外国馬の2頭は明日の21時頃に追記できる見込みです。
ただし、外国馬は評価のしようがないので、簡単な考察で終わりたいと思います。
さて、今回の追い切りで上昇気配を示したのは、【A-B】評価のノーブルマーズとミッキースワローの2頭でした。
ただし、いずれの2頭も前走から比べるとという内容で、ここで好走できるまで上昇できるかは未知数。というよりも厳しいでしょう。
先に記載しておきますが、穴っぽいところは不在だと考えています。
正直、アーモンドアイとサトノダイヤモンドの2頭は堅そう。
追い切り的にはこの2頭は外せないものとなりました。
あとはもう混戦。
スワーヴリチャードが最終リハでしっかりと負荷を掛けてくるものと思っていましたが、1週前と最終リハといずれも地味な動き。
サトノクラウンもシュヴァルグランも、年齢のせいか地味。
あとはキセキがデキ落ちですが、それでも今回の内容であればこれでも足りそうな雰囲気も感じます。
ただし、今回のデキを見る限りでは、以下の2頭まで。
- アーモンドアイ
- サトノダイヤモンド
今回はこの2頭の馬連とワイドで勝負すると思います。
別記事にて予想記事を書くのもいいかもしれませんが、恐らく、アーモンドアイとサトノダイヤモンドの2頭を選択すると思うので、これを予想記事として挙げておきます。
恐らく馬連でも10倍を切っていると思うので、このレースは勝負度合いは弱いでしょう。
注目度の高いレースですが、今回のメンバーとデキを見る限りでは堅いと思います。
11月24日(土)21時に追記しました
それでも、追い切り的にはこの2頭が妥当。
予想はこのままアーモンドアイとサトノダイヤモンドの2頭の馬連とワイドで勝負します。